「思考の三原則」

『成幸の法則2018』1.20
Vol.590
「思考の三原則」
一、目先に捉われず出来るだけ長い目で見る事。
二、物事の一面に捉われず多方面に全面的に見る事。
三、何事によらず枝葉末節に捉われず根本的に考える事。
<安岡正篤>
とかく私たちは、物事を短期で捉えがちだ。
結果や結論もすぐに求めてしまう。
しかし、長期で見るのと、短期で見るのとでは、結論がまるっきり違ってしまう事は多い。
最終的にどうなりたいか、どこに向かいたいのか、このことが欠けてはいけない。
また、物事を、多方面から捉えることも大切だ。
自分の考えに固執するあまり、一面的な見方になることが殆どだ。
上から、下から、表からも、裏からも、横からも、斜めからも見ると
いう気持ちとその事実が必要だ。
見る位置が変わると、全然違う結論が出ることもしばしば。
そのことにより、大きな失策を事前に防ぐことに繋がることも多い。
それが一人で難しい場合は、複数の目をもって、多方面から確認することだ。
物事を枝葉で見るのと、根本で見るのとでは、これまた結論がまるで違うものである。
何かに迷い込んでしまっている時は、枝葉末節にとらわれていることが多い。
木を見て森を見ずだ。
鳥瞰的に大きく捉え直してみる。
細かい事がぼやけたとしても、大局を掴み直すことが時に新たな視点を生む。
常に頭を柔軟にし、見方を変え困難を乗り越えていきたいものである。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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