ヨットは無風じゃ動かない。逆風でもいいから風が吹けば、ジグザグしながらも前に進める。
『成幸の法則2018』7.11
Vol.749
ヨットは無風じゃ動かない。逆風でもいいから風が吹けば、ジグザグしながらも前に進める。人生は、アゲインストの風が吹いてもいいの。追い風でも逆風でもいいから、上手く操舵していけばいいんです。
<元谷芙美子>
逆風が吹いている時にどんな対処をするかが、人生に大きな影響をもたらします。
苦しくて、辛くて、進むことを諦めてしまうか。
自暴自棄になって、人生そのものを棒に振るか。
逆風に押し戻されながらも、その困難を乗り切る策を必死に考えてみるか。
何をやってもうまくいく順風満帆のときは、まさに波に乗った状態。
人は放っておいても、前を向いて力強く進んでいきます。
「奢る平家は久しからず」
そんな戒めも忘れて、その好調が永遠に続くかのように本気で信じてしまうことさえあります。
そうなると人は慢心し、「何をやっても成功する」とばかりに、無謀な行動に出ることが多いものです。
本来ならこういうときこそ、順風をはばむマイナス要素を考慮して、あせらずに落ち着いて考えて行動するべきなのですが。
反対に、逆風を受けているときはどうでしょうか?
気持ちが落ち込んで「もう立ち直れない」とうずくまってしまう人がいます。
一方で軌道修正をしたい為にバタバタと焦ってその場しのぎにしかならないことをする人がいます。
前者はマイナス思考から、後者はあせりから、結果的に不運の連鎖を助長してしまうことになりがちです。
こういうときこそあわてずに熟慮を重ねつつ、プラス思考で逆境を転じて波に乗るための方策を考えたいものです。
順風も逆風も落ち着いてその風を味方にする為の判断が、成幸のためには重要なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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