疑心暗鬼は内なる敵だ。

『成幸の法則2018』7.14
Vol.752
疑心暗鬼は内なる敵だ。
実現可能なことでさえ、
恐怖を抱いて
失敗させられてしまう。
<ウィリアム・シェイクスピア>
人間の脳は、ネガティブな情報を大きく拡大するようにプログラムされています。
幾度となくこの成幸の法則でもお伝えした通り、それは生存の本能が元になっているのです。
野生で生きるためには、身を脅かす危険を察知する能力が必要です。
人間は天敵がいませんが、その機能だけは脳のプログラムに残っていますから、悪口(自分を脅かす情報)には過剰な反応をしてしまうのです。
人の言動や行動に疑心暗鬼になるのは、多くの人のDNAレベルの反応なのです。
しかし、私たちはそれを乗り越える大脳新皮質という領域を発達させてきました。
そこは、自分の感情をコントロールしたり、理知的に論理的に物事を捉える機能が満載です。
防御本能との闘いです。
防御の本能は生存の本能。
私たちが夢に向かい本気になることと、ライオンが餌になる獲物に本気で向かうことは、全く違う脳の働きだということです。
夢に向かうことは生存の為の行動ではありませんから、なかなかスイッチが入らないのです。
しかし、そこにスイッチを入れてこそ人間らしく人生を送れるということ。
夢を持てるのは人間だけなのですから。
生きるために生きる、これではサバンナの動物達と何ら変わりません。
疑心暗鬼な思いが生まれたら、生存の本能との闘いだと思い出し、それをコントロール出来る人になる意識を持つことが大切です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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