あいまいな友であるよりも、 はっきりとした敵であれ。

『成幸の法則2018』7.17
Vol.755
あいまいな友であるよりも、
はっきりとした敵であれ。
<ユダヤの格言>
事勿れ主義の現代の若者は、敵を作るのを嫌がる傾向があるそうです。
しかし、あいまいな人間関係は、人生にはあまり意味がありません。
ましてビジネスには禁物です。
それは、幸せな人生を送るためには避けたい関係です。
はっきりと本音が言える関係の人が宝物です。
常に自分の立場を明確にすることで、相手との相違点や共通点が浮かび上がります。
それをしっかりと把握し、その上で相手を尊重する事で、立場や信条の違いを超えて本音を語れる土壌が育ちます。
意見が違うことは、当然ながらありうる事です。
だから付き合わないということではなく、その相手をも受け入れる度量が自分自身を磨き上げ、器も大きくする秘訣なのです。
表面だけ話を合わせ、影で悪口を言うような生き方が幸せの基礎になるなどと思う人は一人もいないはずです。
だからといって、相手の話を遮って自論を展開したり、「でも」「だけど」を乱発して相手との違いというより自己主張を展開するのでは、本音の関係構築には程遠いでしょう。
先ずは、「なるほど」と受け入れる。
「そういう考え方もあるか」と共感する。
その上で、「私はこう考えるが如何か」と、相手の意見を伺う姿勢を見せる。
誠実な対応は、時に相手をも動かします。
強くしなやかに生きる。
それは、固くなさとたおやかさを共存させる生き方。
私たち大和の民族には、そのDNAに組み込まれている生き方のはずです。
大いなる和を尊んできた民族なのですから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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