汝の現今に播く種は やがて汝の収むべき 未来となって現わるべし。

『成幸の法則2018』9.16
Vol.816
真面目に考えよ。
誠実に語れ。
摯実に行え。
汝の現今に播く種は
やがて汝の収むべき
未来となって現わるべし。
 <夏目漱石>
夏目漱石は、虞美人草の中で、こんな台詞を書いています。
『真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。』
表面だけ真面目そうに振舞っても、それは、真面目とは到底言えないのです。
愚直なまでに自分と向き合い、その一挙手一投足が真剣勝負であるさま。
それこそが真面目といえる姿なのでしょうか。
それでは誠実とは。
それは、まず自分の感情や望みに対して素直で正直であること。
 
それがなによりも大切です。
 
他者に対しての姿の前に、自分自身に対して素直で正直であること。
 
それこそが、最終的には自分も含む全員がハッピーになれる方法ではないでしょうか。
自分を大切にして自分を尊重することができる人こそが、本当の意味で相手の事を大切にして尊重することができるのです。
「みんな」や「大勢」を優先したことで、「いち個人」がないがしろにされることが多い現代です。
 
そんな状態が長期的に続くと、
「本当は自分がどうしたいのか?」という自分の本心に、気が付けないなどということにもなりかねません。
真面目に誠実に、そして摯実(しじつ)に生きること。
それは、なかなか日頃意識できない在り方です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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