走れなければ歩けばいいんだし、 歩けなくなれば、 こうやって立ち止まり休めばいい。
『成幸の法則2019』3.17
Vol.992
走れなければ歩けばいいんだし、 歩けなくなれば、 こうやって立ち止まり休めばいい。 目的の地は、 いつまでもそこにあるのだから。
<市川拓司>
「マシュマロは食べるな」と言う実験をご存じですか?
その実験とは、「小さい子どもにマシュマロをあげる。でも、直ぐに食べてはいけない。食べずに何分か待ったらマシュマロがもう一個もらえる。直ぐに食べたら終了。」
というものです。
もちろん、直ぐにマシュマロを食べてしまう子もいれば、がまんして食べない子もいます。
実は、実験はここで終わりではありません。
面白いのは、その後のそれぞれの子どもの人生です。
何十年か後に、この子どもたちを調査すると、マシュマロを我慢していた子どもは、マシュマロを直ぐに食べてしまった子どもに比べてあらゆる面(仕事、収入、人間関係、家族関係)ではるかに上回っていたのです。
この事は、今の時代にとても貴重な教訓となります。
何もかもが、すぐ手に入らないと我慢できないのが私たち現代人です。
注文したらスグに商品が届いて欲しい。
社会に出たらスグに高い収入がほしい。
何かをやったらスグに結果が得られないと満足できない。
しかし、それがとても大きな危険をはらんでいることを、この「マシュマロは食べるな」の実験は物語っているのです。
つまり、直ぐに結果を求めるメンタリティ、マインドセットは、長期的にみると上手くいかなくなる要素をはらんでいると言うことです。
「急がば回れ」という言葉があります。
多くの成功者は、上手くいかない苦労した下積みの時代があったのです。
「焦らず、慌てず、諦めず」と言葉に出して、一歩、一歩、夢に向かって着実に努力し続けましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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