「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の損」という言葉があるが、プライドやメンツにこだわる人ほどこれができない。

『成幸の法則2019』4.9
Vol.1015
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の損」という言葉があるが、プライドやメンツにこだわる人ほどこれができない。
<樺旦純>
そんなプライドとメンツは、似非(えせ)ですね。
プライドとは、自尊心・誇りですが、それは、虚栄心、自惚れと
紙一重です。
真のプライドとは、自分の本当の姿をさらけ出せること。
分からないことは決して知ったかぶりなどせず、しっかり尋ねる素直な心。
負けを負けと認める潔い心。
そして、勝者を心より讃える寛大な魂。
つまらないプライドが邪魔をするという表現もあります。
能ある鷹は爪を隠すものなのです。
自分は昔は〇〇だったと、自慢話を長々する人も困ったものです。
大切なのは今。
そして、私達は未来に向かって生きているのです。
だから、どんな未来を描いて生きるかが誰においても重要なことのはず。
小さなことでも素直に尋ねてみる。そのことがきっかけで何かが始まるかもしれませんから。
日本には矜恃(きょうじ)という言葉があります。
「日本人としての矜恃を持った人が少なくなった。」などと使うのですが、まさにそれは日本人としてのプライドを持つということでもあります。
とても似通った言葉ですが、同じ読みで矜持という言葉もあります。
こちらは、自尊心を持ちながらも「自らを律する」という意が込められているものとのことです。
どちらも現代はあまり使われなくなった言葉なのですが、元来日本人の生き様として、このような言葉に代表される姿があったことは間違いありません。
足を地につけ生きる中で、真のプライドを身につけたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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