いっぺん夢中で生きてみい。毎日が夢中や。

『成幸の法則2019』5.5
Vol.1041
いっぺん夢中で生きてみい。毎日が夢中や。
<明石家さんま>
好きなことやものに熱中していると、時間の経過を「あっという間」だと感じることがありますね。
心理学の世界では、この"時間を忘れて何かに没頭する経験"のことを「フロー」と呼びます。
フロー理論という学説がありますが、それは「自分を高めていくための発達モデル」であり、人は何かに夢中になる(フロー)経験を通して、自分の持っている能力をさらに伸ばすことができるというものです。
実際、活躍するスポーツ選手やノーベル賞受賞者にはフローを頻繁に経験している人が多いとのこと。
フローになりやすい人のことを、"オートテリック(自己目的的)"といいます。
日常を積極的に生きている人ほどフローになりやすく、フローを経験しにくい人と比べると、能力以外の面でもさまざまな差が出ることがわかっています。
つまり、自分の人生をよりポジティブに過ごすためにも、フローは必要な経験といえるのです。
フローによって得られる様々な効果があります。
まずは、充実感。
この充実感こそが、人生の生き甲斐
に繋がり、心の健康を保つ上でも大切なものです。
そして、高いレジリエンス(精神的回復力)を維持できます。
何かに夢中になることは、逆境に打ち勝つ心を育てるのです。
さらに、クリエイティブな発想を育てます。
うれしさや楽しさなど、ポジティブな感情を持っている場合は、あれもできる、これもできる、と行動や発想のレパートリーは広がっていきます。
そして、感情面でも想像力が豊かになります。
フローというポジティブな経験をすることで、人生に余裕が生まれ、他人も含めた世界がよく見えるようになるのです。
夢中になれることを探しましょう。
何かに夢中な人の"夢中病"に感染しちゃいましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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