現在の能力をもって可否を判断していては、新しいことなどできるはずがない。

『成幸の法則2019』6.11
Vol.1078
現在の能力をもって可否を判断していては、新しいことなどできるはずがない。
<稲盛和夫>
私たちには常識という名の「枠」があります。
概ねそれは、過去の体験で作られたものです。
価値観と呼んでもいいものです。
ですから、同じような時代を生きてきた同世代は、同じような価値観が育っています。
それは、ある意味、今現在の自分の能力の一つでもあるわけですが、それを基準にしているうちは、未来に大きな変化をもたらすことは出来ません。
出来るか、出来ないかは、未来のことですので、現在の力で判定する物ではないのです。
それをしたいか、したくないか。
そこに行きたいか、行きたくないか。
やり遂げたいのか、そうでないのか。
例えばもし、何かをやり遂げたいと思うのなら、やり遂げると決めること。
そして、そのためにどうしたらいいのかを考え実践する以外に道はありません。
出来るか、出来ないかと考えること自体が無意味な行動なのです。
やると決めたら迷わず進む。
「やるか、やらないか」という思いを封印して、決めたのですから、
もはや、
「やるか、やるか」なのです。
少し進んでみて、思った結果が得られない時、「やはり私には無理なんだ」と、不安が頭を過ります。
しかし、そこで諦めてしまっては、遺伝子に「何かあれば直ぐに諦める」という情報を刻み込むだけ。
人生で体験したことが遺伝子情報に組み込まれ、次の世代以降に引き継がれていくことがわかっている時代です。
諦めぐせのある人は、先祖の誰かから引き継いでいる遺伝子情報のスイッチがONになっているのです。
やり抜くという遺伝子にスイッチを入れましょう。
色々工夫をするという遺伝子をONにしましょう。
私たちはいくらでも変わることが出来るのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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