自分の内側から 本当にこうしたい。 と思わないと人は動かない。

『成幸の法則2019』7.27
Vol.1124
自分の内側から
本当にこうしたい。
と思わないと人は動かない。
<高嶋ちさ子>
一億総中流と呼ばれたのはいつの時代でしょうか。
格差社会と言われ、就職、結婚、子育てなど人として当たり前の幸せを手にすることさえ、普通に生きていては難しい世の中です。
毎日やることが雪崩のように押し寄せてきて、それをこなすので精一杯、気がつくと夜で、自分の時間など一日のうちのほんのわずかです。
これでは、世の中のために何ができるかなんて、考えてみる時間をとることさえ容易ではありません。
私たちには承認の欲求があります。
承認欲求とは、人から認められたいという欲求です。
マズローの5段階欲求説では、3段階目の社会的(帰属)欲求の次にくる4段階目の尊厳欲求に分類されます。
人から認められたいという思い自体、もちろん悪いものではありませんが、世の中をよくするための行動の動機とするには十分注意する必要があります。
承認欲求は1段階目の生存欲求や2段階目の安全欲求と比較すると高次の欲求とされていますが、一方でそれらと同じ欠乏欲求です。
「自分が発したものが返ってくる」という原理原則があります。
わかりやすくいうと、行動の元となった思いのバイブレーションが結果を決定するということです。
行動を重視する風潮のもと、思いの力は矮小化されていますが、実際は思いがすべてというのが掛け値なく真実のようです。
バイブレーションは正直なので、自分の承認のためという不純物が混じっていると、確実にその影響が現れます。
外部に向けていきなり何かをするのではなく、自分の内側を見つめることを同時に進めていきましょう。
自分の内側に意識をフォーカスしていくと、自分の内面の深いところ、いわば自分の中心の一点に向かって収束していきます。
その一点とは、今ここ、この瞬間であり、私たちの中にある本質、すなわち魂です。
そこから発する、思いのバイブレーションの強化は、成幸の大きな秘訣なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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