議論は知識のやりとり 口論は無知のやりとり

『成幸の法則2019』8.5
Vol.1133
議論は知識のやりとり
口論は無知のやりとり
<関西学院ディベートクラブ >
「最善解」という言葉があります。
最も有効な解答ということですが、
議論とはそれを通じて、「現状での最善解」を導くことに価値があります。
会議やミーティングで、意見を出せない人は、「正解をいわなくては」という思い込みをしている場合がほとんど。
たくさん意見を出す人たちも、正解などと思って発言をしている訳ではありません。
実際は何が正しいのかなど、ほとんどの人がわからないまま発言をしているのです。
その発言へのリアクションで、自分への最善解も知ることができ、さらに質の高い意見が言えるようになるのです。
従って、意見して議論するといった行為は、互いの成長に欠かせないものであり、必要な行為なのです。
そして議論を通じて様々な知識を獲得することが出来、それが知恵へと昇華します。
地頭はそのようにして鍛えられていきます。
そもそも世の中に「正解」なんてものはありません。
若い頃受けた教育、特に中間テストや期末テストが〇か✕かの評価だった弊害で、私たちはついつい「正解」を探してしまうようです。
正解がわからないから動かないのではなく、「いまの最善解」を導き出して、とにかく行動することが重要です。
根拠を比較して得た結論を、とりあえずの「答え」にして動くのです。
前提が間違っていたら、修正してまた行動すればいいのです。
それが更なる最善解に近づく「決断思考」と言います。
決断思考を身につけましょう。
動きながら最善解を探しましょう。
一人一人がリーダー意識で与えまくりまくりましょう。
与えまくりまくるのです。
もし正解があるとするならば、それは多くの笑顔が集まること。
笑顔が沢山集まる「最善解」を見つけるために、幸動、幸動です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000