人間は十人十色ではなく、実は夢のある奴とそうでない奴の二種類しかいない。
『成幸の法則2019』9.5
Vol.1164
人間は十人十色ではなく、実は夢のある奴とそうでない奴の二種類しかいない。
<高橋慶一朗>
高橋慶一朗氏は、昨年亡くなられたユニチャームの創業者です。
私たちの幼児教室のソフト、運営ノウハウを卸すというご縁を頂き、多くの薫陶を受けたことを昨日のように覚えています。
今でこそスーパーの店頭でも平積みされるほど堂々と売られている生理用品ですが、昔は、薬局薬品の隅で細々と売られていました。
そういう物は隠しておく方が美しかった時代です。
今では考えられないことですが。
そんな時代なので、生理用品のCMを流すのも一苦労だったようです。
ユニチャームは、生理用品の製造販売の先駆けで有名です。
その決心をし、貫いたのが高橋慶一朗会長ということです。
1976年夏、ユニチャームは研ナオコさんをCMに起用しました。
当時、生理用品のCMは業界の自主規制で、食事の時間帯、子どもが起きてテレビを見る時間帯、家族が揃う日曜祝日にCMを流すことは禁じられていました。
また、有名タレントも生理用品のCMに出たがらない時代。
明るく元気なイメージの研ナオコさんでさえ難色を示したそうです。
高橋会長は必死に拝み倒して説得したとのこと。
そのCMが「まだお厚いのがお好き?」だったのは記憶に残っています。
「うぬぼれてはいかん。視野の狭い世界や自分の過去の姿を比較しても成長はできん。」
と幼い頃から父親に教えられてきたそうです。
この教えをユニチャームの社訓に生かします。
それは、「うぬぼれ、おごり、甘え、マンネリ」は、心の四つの落とし穴。
企業が大きくなる。それは先見の明だけではなく、様々なチャレンジと弛まぬ努力の賜物なのだと思います。
私たち一個人もまた然り。
夢を持ち、努力を重ね、信念を貫きたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
0コメント