のぼせたら終わり
『成幸の法則2019』10.28
Vol.1208
のぼせたら終わり
<吉永小百合>
吉永小百合さんは、いつも
「もう少し成長したい。」と考えているそうです。
「まだまだ足りない。」そう考えて必要なこと、大切なことに取り組んでいるとのこと。
「道、はるかです。」
「まだまだです。」
そう思って生きているのだそうです。
最後のスターと言われる彼女ですら、慢心せず、いつも新人の時のような素直な気持ちで、映画作りに取り組んでいるのだそうです。
のぼせたら終わりですね。
驕る平家は久しからず、ですね。
時に自信は過信を生み、それが慢心に化け、傲慢さに変わってしまうのです。
神も羨むほどの才知の持ち主や、絶大なる権勢を誇った君主たちの中で、晩節を汚してしまう者たちが後を絶たないのはなぜでしょうか。
その最大の理由こそ、慢心に他ならないのです。
古今東西のどの歴史書を紐解いてみても、慢心で転落していった者たちの逸話には事欠きません。
慢心で身を滅ぼす人の特徴は、そうした逸話に触れても「他人事」として聞き流してしまう人です。
「自分だったらそんなことはしない」と安心している人に限って、同じ轍を踏むものです。
彼も人間なら、我も人間です。
どうして、自分だけが慢心に陥らないということがありましょうか。
一方、他人の失敗話を、「もしも自分だったらどうしよう」と冷や汗をかきながら聞ける人なら、まだ見込みがあります。
常に、自己チェックを怠らないので、仮に慢心に陥ってもすぐにリカバリーできるからです。
それからもうひとつ。大切なことは常に感謝の気持ちと在り方を意識することではないでしょうか。
どんなに上手くいっても、それがあれば慢心には繋がらないでしょう。
シェークスピアの言葉にもこんな言葉があります。
「慢心は人間最大の敵だ」
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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