書物よりも見たり聞いたりすること、地位よりも経験が第一の教育者だ。
『成幸の法則2019』11.9
Vol.1220
書物よりも見たり聞いたりすること、地位よりも経験が第一の教育者だ。
<ガリレオ・ガリレイ>
「学問なき経験は、経験なき学問に勝る。」という諺もあります。
経験に勝るものはありません。
「百聞は一見に如かず、百見は一験に如かず。」なのです。
学問は、知識を頭に詰め込みますが、文字から得た知識は、非常に断片的なものです。
実体験にともなう情報量は、それはそれは大量です。
五感を通して、そして、その場の雰囲気や第六感を通して、とんでもない量の情報が入ってきます。
まさに、体全体で吸収し、身に付けるのです。
それが知恵となり、血肉となり、人生を生き抜く力となるのです。
成幸者は、経験から学び、学問がなくても結果を出すことがしばしばです。
逆に学問があっても、断片的な知識ばかり詰め込んでいるために、実際の現場では全く役に立たないことが多いものです。
一番いいのは、学問によりある程度の知識を入れておいて、その後、その知識を一体化、体系化するために幸動すること。
本当の知識、知恵として消化するために、実際にやってみることです。
そうすることで初めて真に役に立つ知識、知恵となり身につくのです。
学問がなくても実際の現場を洞察する目を持っている人は、現場から真理を読み取り、上手に成幸へと導きます。
私たちの悪しき習慣は、頭でっかちになってしまうことです。
ちょっと知っただけで分かったつもりになったり、何でも頭で考えようとしてしまうというクセです。
相手が喜ぶことをベースにプランを立て幸動してみる。
その結果を自分の宝物として蓄積していく。
そんな繰り返しが器を大きくします。
そんな生き様が成幸に向かう姿勢なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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