幸福への道はただ一つしかない。それは、我々の意志の力ではどうにもならない事柄について悩むことをやめるにある。

『成幸の法則2019』12.19
Vol.1260
幸福への道はただ一つしかない。それは、我々の意志の力ではどうにもならない事柄について悩むことをやめるにある。
<エピクテトス>
調べたところ、エピクテトスは西暦50年生まれの、古代ギリシャの哲学者です。
今から2,000年近く前でも、人間の心の問題は変わらないということです。
過去にこだわり、まだ来ぬ未来を不安視する。
世の中は私たち人類の叡智でこんなにも便利になったのに、私たちの根本は大した進歩がないということでしょうか。
私たちの心の課題は、現代では脳科学の分野や量子力学の分野で明らかになってきました。
そもそも「脳は馬鹿」なのです。
脳の働き、脳とホルモンの関係、ゲノムの真の役割など、エピクテトスの時代とは比べ物にならないくらい科学的に解明されています。
それにもかかわらず、相変わらず2,000年前と同じレベルで私たちは悩んだり、立ち止まったり、後悔したりしているということです。
それは、自分を探究することや、人間成長とは、といった内面を鍛える教育に乏しいせいかもしれません。
悩んで立ち止まっているより、解決策を考え幸動することの方が成幸の人生を歩むために有益なことは、頭ではわかるのに一歩が出ない。
それは、いくら知識として頭で理解しても、魂が喜んでいない証拠です。
Psychology(サイコロジー)という学問は現代では心理学と訳されます。
心を探究する学問です。
しかし、Psychこれはギリシャ語でプシケ=魂です。
そして、ology=論ですから、Psychologyはそもそも魂の学問だったのです。
心と魂は別物です。
心はいつも不安定。
「心を込めたおもてなし」と表現する時がありますが、「おもてなしの心で接する」が正確な言い方でしょう。
若しくは、「愛の心を込めておもてなしをする」です。
魂と心の違いを悟った時、成幸への道筋がハッキリと見え、ブレない生き方が意識できることでしょう。
コロコロ変わる心に惑わされず、一緒に魂を鍛えましょう(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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