一歩を踏み出せるなら もう一歩踏み出せる。
『成幸の法則2020』1.6
Vol.1278
一歩を踏み出せるなら
もう一歩踏み出せる。
<トッド・スキナー>
「退屈な日常から飛び出して、普段やらないことをやってみよう。」
刺激的な言葉です。
一方で、いつものルーティーンから抜け出すのは、とっても高いエネルギーが必要です。
しかし、安心してください。
コンフォートゾーンから一歩踏み出すことの難しさも、その困難を乗り越えてやってみることの素晴らしさも、科学的に証明されています。
必要なのは、わずかな理解といくつかの調整だけ。
さあ、退屈な日常から抜け出して、新しいことに挑戦してみましょう。
コンフォートゾーンとは、行動が日常と合致していて、ストレスやリスクが最小限に抑えられるような行動上の領域のこと。
その中にいれば快適な状態でいられるので、いつもと同じ幸せを感じることができ、不安やストレスは軽減されます。
しかし、それが曲者なのです。
そこに安住していると、変化に対する恐怖が増大します。
実は、パフォーマンスを最大限に発揮するには、相対的に不安な状態、つまりいつもより少しストレスが高い状態が必要であることわかっているのです。
このようなストレスレベルは「適度な不安」と呼ばれ、コンフォートゾーンからちょっとはみ出したところにあります。
これを越えてさらに不安やストレスが大きくなると、パフォーマンスは急降下します。
この適度な不安のレベルを追求するのが、チャレンジゾーンと呼ばれる環境です。
コンフォートゾーンから踏み出すポイントは、新しい経験を受け入れ、神経をすり減らさないよう管理された方法や環境で、適度な不安の状態に到達することです。
そして、ゆっくりと経験を振り返り、得られた成果を日々の活動に適用することが大切。
その繰り返しの中で、新しく面白いことに挑戦してみてください。
その習慣こそが私たちを成幸に導く法則の一つです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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