人間は脳だけで「つながった」と錯覚するが、実際には信頼関係は担保できていない。

『成幸の法則2020』1.24
Vol.1296
人間は脳だけで「つながった」と錯覚するが、実際には信頼関係は担保できていない。
<山極壽一>
インターネットが普及してSNSなどのサービスが生まれ、現代を生きる私たちは、容易に人とつながれるようになりました。 
便利になった一方で、「人間関係が希薄になった」と嘆く声があることも事実です。
人とつながることの敷居が下がったからこそ、心から信頼しあえる人間関係の構築が、今では非常に難しいことのように思えます。 
 
人の信頼とは、どうやって生まれるものなのでしょうか? 
お互いを心から信頼しあえるチームを作るにはどうしたらいいのでしょうか? 
人間は言葉や文字をつくり、現代ではインターネットやスマートフォンなど、身体は離れていても脳でつながる装置をたくさんつくってしまいました。
だから、安易に「つながった」と錯覚しますが、実際には深い信頼関係には至りません。
人間は想像力を駆使して共感力を高め、脳でつながる方法をつくりあげましたが、実はチームワークの基盤には身体的なつながりが不可欠だそうです。
合宿をする。
食事を共にする。
一緒に風呂に入る。
ひとつ屋根の下で暮らす。
私たちの豊かさの要素に人と人との繋がりは欠かせません。
現代の思いもよらぬ事件は、往々にして繋がりが希薄な環境の中で起きています。
助け愛、支え愛、認め愛、励まし愛の繋がりこそが、実は成幸に向かう土台なのです。
愛を感じ、愛で紡ぐ信頼関係をベースに「繋がり」を育てていきましょう。
その繋がりを宝に、幸せな人生を歩んでまいりましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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