いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければ、ないのと一緒。
『成幸の法則2020』2.15
Vol.1318
いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければ、ないのと一緒。
<スティーブ・ジョブズ>
iPhone、iPod、Macbook など、数々の素晴らしい商品を世に送り出してきたスティーブ・ジョブズ。
彼が、それを「伝えなければ、ないのと一緒」という言葉を残している真意は如何に。
実際にジョブズは、「伝えること」に全身全霊をかけてきました。
例えば、
初めて「Macbook air」というノートパソコンを発表した時、その「伝え方」に見ている人たちは魅了されました。
当時のノートパソコンと言えば、重くて分厚くて、見た目もゴツゴツしていて、あまりカッコいいものではありませんでした。
一方で、ジョブズが作ったMacbook airは、とても薄くて見た目もスタイリッシュ。
もちろん、機能だって素晴らしい。
最高に素晴らしい商品でした。
そんな素晴らしい商品にも関わらず、ジョブズは「どうやってそれを伝えるのか?」に非常にこだわりました。
そしてなんと、新作発表会の時、ジョブズは「新しい商品を作ったんだけど、今から取り出すね」と言って、「Macbook airを薄っぺらい紙封筒から取り出してみせた」そうです。
結果、Macbook airは記録的な大ヒットになりました。
「ウチの商品、1度使ってもらえば分かるんですけどねぇ…」こんなボヤキを口にする社長も多いことでしょう。
気持ちは分かります。
きっと本当に良い商品やサービスを提供しているのでしょう。
しかし、世界最高の商品を作ったジョブズですら、「それをどうやって伝えるか?」ということに全身全霊を注いだのです。
そこから何を学べるでしょうか?
いくら素晴らしいものでも、伝えなければないのと同じ。
これを肝に銘じて、自分自身が扱っているものにも目を向け直しててみましょう。
人生においても、その大きな夢や、深い愛も、伝えなければないのと同じかも知れません。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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