みんなを生きるな。 自分を生きよう。
『成幸の法則2020』3.12
Vol.1344
みんなを生きるな。
自分を生きよう。
<デジタルハリウッド大学>
友人や知人と比較して、「うらやましい」と思ったことはありますか?
職業的地位、年収、家族構成、人間関係などを比較して、うらやましいと感じたことがある人は、決して少なくないことでしょう。
「うらやむ」とは、「心(うら)病む」が語源という説があります。
「心」は大和言葉では「うら」と呼んでいたそうです。
即ち、うらやむということは、心の病。
それでは何故、私たちは他人と比較してしまうのでしょうか?
その原因のひとつに、承認欲求があります。
私たちの中には、誰しも「人に認められたい」という欲求が本能的に存在しているのです。
しかし、この承認欲求に依存し過ぎると、「他人の価値観」の中に自分の喜びや幸せを見出そうとしてしまいます。
すると、相手から自分の予想と反する反応や言動があったとき、傷つき、落ち込み、時には自分には価値がないのではないか?と深く悩んでしまうのです。
また、「自分」を際立たせることへの恐怖から、周りに合わせてしまう人も少なくありません。
他人をうらやんだり、自分を表現出来ないまま人生の歩みを進めてしまっては、残念ながらこの人生が成幸とは程遠い旅になってしまいます。
私たちは「唯一無二」の存在なのです。
私たちは、高度成長期から現在に至るまで、あらゆる場面で競争を強いられてきました。
ですから、「他人と比較する」という習慣が染み付いてしまったのかもしれません。
しかし、令和のこの時代は、堂々と胸を張って自分に光を当てる時代です。
縁ある方々と心を合わせることはもちろん大切にしつつ、「自分」をしっかり育てることは成幸の条件のひとつです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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