言葉は心の足音である。

『成幸の法則2020』4.8
Vol.1371
言葉は心の足音である。
<松原泰道>
成幸のために必要なことの一つとして、「在り方を整える」ということを伝えてきています。
そのために、先ずは日頃自らが使っている言葉をチェックしてみることが大切です。
言葉を選ぶときは大和言葉を使うことを心がけるといいです。
大和言葉が日本人の心に染みるのは、日本の風土の中で生まれた言葉だからと言われています。
私たちのご先祖様たちは、日本を、言霊(ことだま)の幸(さき)わう国と呼んでいたそうです。
それは、言霊が栄えさせている国ということです。
万葉集の中の柿本人麻呂の歌です。
「敷島の、大和の国は、言霊の、幸わう国ぞ、ま幸(さき)くありこそ」
この歌の意味は、
「この日本の国は、言霊、すなわち言葉が持つ霊的な力(エネルギー)によって幸せになっている国です。
これからも平安でありますように。」
ということ。
私たち日本民族は、古来より、言霊を大切にしてきました。
丁寧な言葉を使うことは、幸せに繋がることを知っていたのです。
ネガティブな言葉を使うのではなく、愛に満ちた言葉を選んで生活すると、確実に変化を感じられるようになります。
話す言葉によって、その人の価値も決まるのです。
特に「ありがとう」という大和言葉は、毎日声に出して使うことが大切です。
そして、「はい」と返事をすることも、エネルギーを蓄える上でとても大切なのです。
また、成幸のためには、「ポジティブな言葉」と「うまくいくと思う心」、この二つはとても重要。
そして、言葉と心では言葉の方が勝つのだということを知ってください。
言葉が与える影響の方が強いのです。
ですから、言葉を常に大切に生きるのです。
心が折れそうな時でも、「私はできる!」と声に出して言うことで、心は力を取り戻します。
今日は改めて、自分の言葉に耳を傾けてみませんか(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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