桜は来年も帰ってきます。 人の命は帰ってきません。
『成幸の法則2020』4.6
Vol.1369
桜は来年も帰ってきます。
人の命は帰ってきません。
<山中伸弥>
命より大切なものはありません。
世界中がコロナとの戦いに明け暮れる毎日を、自分自身はどう生きるかが問われています。
日本人の多くの人が安定の中に長く安住していたために、不安定との向き合い方が問われているのです。
言い方を変えると、実は今までも抱えていた見えない不安が、コロナ禍の中で、一気に吹き出したと言ってもいいかもしれません。
経済に関する不安、健康に関する不安、対人関係に関する不安.....私たちの多くは不安としっかり向き合わずに生きてきたのです。
目の前に大きな変化が起きるまで動けない。
これでは禍に呑み込まれてしまいます。
地球全体が一大事のこの時に、地球人全体に降り掛かった大災難に、のほほんとしている訳にはいきません。
不要不急の意味をしっかり捉えましょう。
働き方も、国会も、学校も、色々なことの本質が露呈されました。
五輪の延期も、オリンピックより人の命が大事なんだと、お偉いさんもやっと再確認したということです。
優先順位ははっきりしています。
命より大切なものはありません。
そんな日々の中で、仕事も学校も、ある意味でいま枠組みが崩壊していますから、チャンスでもあるのです。
テレワークや、オンライン授業、オンライン診療は一気に一般化することでしょう。
こんな時だからこそ、普段の生活の何に不満があるのか、本当は何がしたいのか、ニュートラルに問いやすい時なのです。
コロナ禍が消えた時こそ、今蒔く種が芽を出し始めます。
不要不急の外出を控え、時間がある人は、今こそ未来をしっかり見つめるチャンスです。
振り子は必ず、大きく逆にも振れますから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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