自分が何をしているのか自分でも分からない時で、最善のことをしている時、それが閃きなのです。
『成幸の法則2020』11.9
Vol.1571
自分が何をしているのか自分でも分からない時で、最善のことをしている時、それが閃きなのです。
<ロバート・ブレソン>
私たち人間は「思考」する動物です。
その事が皮肉にも「自分の枠」という名の限界を産みます。
この「思考」という、成幸が纏ったオーバーコートを脱ぐ事が出来れば、「うまくいかない」事がなくなります。
思考をしないことについては、
「思考しない人間はいない。」
「色々瞬時に思う事があるのを、全部即座にかき消せということ?」
と、反論が聞こえてきそうですが。
「思考しない」ということは、ただ「ボンヤリ」するという極端なことではありません。
例えば「知恵の輪」を解いているよ
うな時に使う「思考」という言葉は、中間テストや期末テストで正解を探している時の「思考」とは異なります。
「知恵の輪を解く」という世界に
感覚の全てを集中しながら、「こうか?いや違う」「ではこう?」と、
自らの閃きのみにフォーカスし、閃いた事を次々と実践しながら試行錯誤する様は、直感に基づく行動です。
これは「考えている」というより、
「閃きという感覚を降ろそうとしている」という状態。
思考には大まかに二種類あるのです。
それは、「直感的思考」と「人間的思考」或いは、「宇宙意識的思考」と「人間意識的思考」と表現できます。
「直感的」「宇宙意識的」な思考は、「一つの世界を創造する事に全力で集中している」瞬間に存在する思考です。
「人間的」「人間意識的」思考は、
「一つの世界を創造するにあたって、可能な限り完璧であろうと備える」という瞬間に使われます。
何かを「やろう」と思っても、
こうしたら、こうなるのではないか?
ああしたら、人からこんな風にみられる?
このやり方で本当に最善なのだろうか。
失敗した時の事も考慮せねば。
等々...
「人間的思考」を重ね、全く「行動」を伴わない時間を費やすのが、成幸を妨げるのです。
チャンスの女神は前髪しかないとは
正に言い得て妙。タイミングは「一瞬で」過ぎ去ります。
つまり、人間的思考が終了した頃には、チャンスのタイミングも終了しているのです。
さてさて、どうしましょうか...
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
0コメント