呼吸を極めて、自身を至福に浸らせ、あなたの内にある崇高さを静観しなさい。

『成幸の法則2020』11.10
Vol.1572
呼吸を極めて、自身を至福に浸らせ、あなたの内にある崇高さを静観しなさい。
<ティルマライ・クリシュナマチャリア>
呼吸は不思議です。
意識しなくても呼吸はしています。
でも、意識して呼吸を浅くしたり深くしたり、ゆっくりにしたり早くしたりすることができます。
私たちは、怒っているとき呼吸は早く荒くなります。
うつ状態のときは浅い呼吸をしています。
幸せな気分のときは深い呼吸をしています。
つまり、感情が変わると呼吸が変わるのです。
逆もまた然り。
ということは、呼吸を変えれば感情も変わるということ。
「呼吸」は意識と無意識の両方からの影響を受けています。
そのため、「呼吸」を使いこなせば、「意識して」目に見えない「無意識」に影響を与えることもできるのです。
成幸の鍵は無意識のコントロール。
目を閉じて、光を感じながら、ゆっくり吸って、ゆっくり吐いてみてください。
これを8回繰り返す。
ゆったりとした良い気分です。
世界がはっきり見えてきませんか。
それから、また目を閉じて「本当はどうなりたいのか」と自分に問うてみてください。
ゆったりした気分の時に、魂の目覚めが起きます。
現代人のほとんどは呼吸が浅いそうです。
浅い呼吸のまま生きていては、思う通りの人生は創れません。
未来を大きく描くには、大きく深い呼吸が必要です。
健康や寿命にも大きく関与する呼吸。
順天堂大学医学部教授で自律神経に関する多数の著書を持つ小林弘幸医師は、「長生き呼吸法」を推奨されています。
それは、吐く時間を長くすることで、副交感神経が刺激され、自律神経を整えることができるというもの。
また、腸のマッサージにもつながり、腸内環境を整える効果もあるとの事。
ゆっくりと深い呼吸は、全身の血流量もアップし、免疫力の向上も期待できるのです。
今日は、呼吸を意識して過ごしてみましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000