自分を開発し発展していくためには、他人と同じ考え、同じ行動をしてはいけない。

『成幸の法則2020』11.27
Vol.1589
自分を開発し発展していくためには、他人と同じ考え、同じ行動をしてはいけない。
<盛田昭夫>
人生とは時に、耳を塞ぎたくなる事や、逃げ出したくなる事もあります。
そんな時に、真っ直ぐその事と向き合い、受け止める事が出来るか否かが、成幸ロードの分岐点です。
2020年が終えようとする中で、自らを取り巻く世界の変化を感じる人も
多くなってきているようです。
人とのご縁が根本から変化した人、
生き方や生きる世界が変化した人、
など、各々の目覚め(覚醒的な生き方)のきっかけとなる世界が一歩一歩近づいてきています。
しかし、覚醒に「焦り」を投影しないようにしましょう。
「早くあのようになりたい」
「早く課題を終えたい」と、思う気持ちはよくわかりますが、覚醒とは「終わりなき旅路」です。
ですから、そもそも「早く」とか
「終えたい」という意識が在る事こそが内観するポイントになります。
そうした「焦り」にも現れるように、私たちは「思うがままになる」事をどこまでも望んでしまう生き物です。
特に「自分軸」と「自我」の混同は危険です。
自らが感じている事を表現し伝える事は大切ですが、
「わたしはこのようにします。」
「わたしはこれでお願いします。」
等々、一方的に決定を「言い放つ」事は「自我」がベースになっています。
真面目で思考が強い癖があったり、四角四面に物事を捉える傾向や、自分の感覚を表現する事なく抑え込む傾向が長くあると、表現をしようとした時に、「自我」と「自分軸」を
混同してしまうのです。
「表現」というのは、「自らの思いを押し通す」という事では決してありません。
他者に振り回されることなく、自分の意見を伝える姿勢は、他者を受け入れてこそ成り立ちます。
それは「自分軸」をしっかり持つことで成し得るのです。
成幸のためには、自分軸の確立は不可欠です。
今年も残りひと月余りとなりました。改めて自分と向き合う時間を作ってみましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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