夢はでっかく、根は深く。

『成幸の法則2020』12.18
Vol.1610
夢はでっかく、根は深く。
<相田みつを>
現代は巷に横文字が氾濫しています。
和製英語、和製フランス語、和製○○語...です。
それらを使うことで、文章が輝いたり聞こえが良かったりもするのですが、お互いの共通認識のズレが会話を浅いものにする可能性もあります。
私たちは外国語圏で暮らしてませんから、勘違いも多々あります。
バブル期から有名になったワインの「ボージョレ・ヌーボー」は、雑誌やTVでつい2.3年前まで「ボジョレー・ヌーボー」と表記されていました。
シミュレーションをシュミレーションと言い、教習所のシュミレーターなどと当たり前のように使っていました。
コミュニケーションをコミニュケーションと間違え、その間違えが多くの人に今も定着しています。
表記や発声の違いだけでなく、ニュアンスを取り違えている言葉も多々あります。
例えば、モチベーションが下がるなどと普通に使う人も多いですが、モチベーションとは「動機」「やる気」のことですから、上がり下がりではなく、そもそも有るか無いかなのです。
○○さんのスピーチを聞いて高くなるのはテンション。
テンションは「張り」。ギターの弦の「張り」のことです。
転じて気持ちの「張り」として使います。
英語圏の人もハイテンションとは言いますが、ハイモチベーションとは言いません。
モチベーションは、何かに向かう時に心に秘めたる「やる理由」です。
「本当は私はどうしたいのか。」という根本にあたるもの。それがモチベーション。
ですから育てるものでもあり、自分の中の太く折れない「柱」のような存在です。
無理にテンションは上げられますが、反動で急に下がります。
モチベーションは、深いところにある精神と一体ですので、その火を大きく育て続けるものなのです。
モチベーションを強く、そして太く育て、自分自身の描く「成幸」の未来を手にしましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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