変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気づく。
『成幸の法則2020』12.25
Vol.1617
変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気づく。
<エリック・ホッファー>
地頭(じあたま)の善し悪しについて考えたことはありますか?
いま人間が行っている仕事の多くが、飛躍的な発展を遂げているAI(人工知能)に取って代わられる時代は目の前です。
学校や企業における「従来の優等生」が持つ資質や能力は、AIが最も得意とする領域なのです。
つまり私たち人間は今後、その上流、即ちそもそも解決すべき問題や目的を見つけることにシフトしていく必要に迫られるのです。
学校を出てからの人生で求められる「頭の良さ=地頭の良さ」の一つはは、「社会的適応性」の高さです。
いまは寿命が延びていますから、50年、60年という長きに渡り「大人の頭の良さ」が求められます。
人生で求められ続ける、地頭の良さとは、社会にどう適応できるか、という力なのです。
だからといって、「勉強なんかしなくてもいい」ということでありません。
小学校、中学校、高校時代の勉強は、頭の基礎トレーニングです。
従来の学校の勉強やテストでは、覚えたことを「正確に再現できる能力」や「記憶力」を問われることが殆どでした。
しかし、今、それらは、ほとんどスマホでできてしまいます。
スマホで、録音したり、録画したり、写真に撮ったりして、それを後から再現すればいいだけだからです。
おまけに、スマホで検索すれば、殆どの情報は瞬時に手に入ります。
だからこそ、これから必要とされるのは、「発想力」「問いを立てる力」「創造力」「プレゼン力」「アントレプレナーシップ(起業家精神)」等々なのです。
そして、人生の成幸のために最も大事なことが「学び続ける力」です。
本当の意味での「頭のよさ」を身につけましょう。
地頭を鍛えましょう。
私たちは何歳になっても伸び続けられます。
人生とは、この世を旅立つまで学び、成長すべきものなのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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