垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
『成幸の法則2021』1.17
Vol.1638
垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
<アリストテレス>
「外的に起きていることは、私たちの幸不幸とは一切関係がない。」
この鉄則をしっかり感じ取れると、成幸の可能性はグンと大きくなります。
私たちの何が問題かと言うと、
「外的に起きることに、自分の主観で意味づけをしてしまう、自分自身の意識の方に問題(要因)がある。」
ということなのです。
事実は一つなのですが、そこに10人いたら10通りの解釈が、50人いたら50通りの解釈が、100人いたら100通りの解釈が生まれます。
それはつまり、出来事そのものでなく、「出来事をどのように見て、感じたか。」という自分の意識が見せている世界です。
実はそれが、私たちが人生だと思い込んでいるものです。
私たちのほとんどは、そこに気づかず、「出来事(外側)が、自分の意識(内側)に影響を与えている。」と思い込んでいます。
ですから、「つるむ人を変え」「環境を変え」「仕事を変え」と、外側を変えることに力を注ぐようになってしまいます。
もちろん、それらが悪いと言っているのではなく、いくら外側を変えても、内側(意識)が変わっていなければ、「また同じような出来事」「同じような人」が人生に現れてしまうのです。
そうでなければ、自分から「人と距離を置いたり」「安全無難に関わったり」「良い人に徹したり」.....
そんなことをしているうちに、自分が誰だかわからなくなってしまうのです。
この世界(人生)を意味づけているのは、自分だけなのだということを理解しましょう。
同じように、人もあなたを見たいように見て、勝手な思いを自分の無意識に刻みます。
私たちは本来自由であり、宇宙に良し悪しはありません。
もし、「自分以上に、自分のことを理解してくれる人」ができたら、それは人生のかけがえのない財産です。
逆に、自分が「誰かにとってそういう存在」になれるなら、素晴らしい関係性が築かれていきます。
その関係性こそが、成幸を共に創りあげるものなのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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