人という存在が人生に流されているという考え方は、因果関係や、過去の力に突き動かされる人生という考え方ともつながる。 しかもこれは常識に深く浸透していて、取り除くのは非常に難しい。
『成幸の法則2021』2.23
Vol.1675
人という存在が人生に流されているという考え方は、因果関係や、過去の力に突き動かされる人生という考え方ともつながる。
しかもこれは常識に深く浸透していて、取り除くのは非常に難しい。
<アラン・ワッツ>
過去が原因で立ち向かえないことは、人生には無数にあります。
私たちは、過去の出来事が、今起こっていることの原因になると刷り込まれているのです。
去年の出来事が今年の原因になる。
子どものころの出来事が、大人になってからの人生を決める。
コツコツ努力を積み重ねて、未来を創る。
私たちの多くは、そういう見方をするように訓練されています。
これは、実は異常事態なのです。
私たちはその考えにだまされ、洗脳されています。
コツコツ努力することがダメということではありません。
大切なことは、未来を描くことが大切だということ。
時間を遡(さかのぼ)って過去を変えることはできません。
過去の出来事は依然として過去の出来事のままなのです。
変えられるのは、生み出せるのは、私たちの未来なのです。
夢はいとも簡単に現実になるのです。
人生をフルに生きるには、未来から今を規定するというアプローチを使うことが大切です。
実は大手企業はいつも「次世代」の商品をデザインしています。
未来を見据え、大胆な前代未聞の計画を立てて投資や拡大、再発明を行っています。
想像もつかないプロジェクトや大胆すぎるアイデアを完成させる日取りまで定めているのです。
私たちが決してやらないことに取り組んでいるのです。
大手企業はその存続のために、未来から逆算して、今を生き抜いているのです。
未来を指針にすべてを進めているのです。
エンディングからのスタートなのです。
私たちの人生もまさにそのようにデザインすべきです。
それは、まだ起こっていないことに影響されるワクワクの日々です。
未来を道しるべに、未来と因果を結ぶ人生。
これこそ、人生のまったく新しいデザインです。
私たちは自分の人生のクリエイターなのですから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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