人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。
『成幸の法則』2016.10.21
人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。時によっては、信じきっていた人々に裏切られることもある。そんなとき、自分自身が強い楯であり、味方であることが、絶望を克服できる唯一の道なのだ。
<手塚治虫>
人を信じきるというのは、油断なのだろうか?
何の手形も交わしているわけでもないのだから、目の前から居なくなることが、
取り立てて裏切りということでもないのかもしれない。
むしろ、居なくなる側にも、生きていくという現実の中で、やむなき判断であった可能性もある。
裏切るより、裏切られた方がいいという人もいる。
どうあれ、あれほどまでに信じ合っていたのに、という関係にも、別れが来ることもまた現実である。
そんな時に、絶望にかられるのではなく、再起を期して立ち上がるには、自分を信じているかどうか、唯それだけが頼りだということか。
やや、暗めの物言いになったが、今日は少々勘弁いただきたい。
一人で生まれて来て、一人で死んでいく私たちだが、生きている間には数え切れないほどの出逢いと別れがある。
その全ての出逢いと別れが、私たち自分自身の魂を磨くための、今世における鍛錬なのだ。
30歳になるまでの出逢いは自分からは選べないものが多い。
だから、誰との出逢いが運命的なものなのか直感的に見極めることが大切だ。そして、その人から学ぶ。学び尽くす。
40歳になる頃までには、自分の生きるべき道が見えて来る。
その頃までに、自分に必要な出逢いを求めて幸動する。能動的に、積極的に。
40代になったら続く後輩のために、何が出来るかを、真剣に模索し始め、50を迎え還暦の頃までには、天命を悟れれば最幸であろう。
そして、そこからが人生の真骨頂に違いない。
出逢いも、別れも、我が人生の糧にするために、自分を磨き、自分を信じて辛くとも笑顔を絶やさず顔晴りたいものである。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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