悩みや苦しみは、自分を鍛えるチャンスです。

『成幸の法則2021』3.16
Vol.1696
悩みや苦しみは、自分を鍛えるチャンスです。
<美輪明宏>
自分や自分の能力を高めることに、興味はありますか?
自分の能力を高める。
自己肯定感を高める。
自分の知識や能力を高める。
それが、どんなに素晴らしいことであっても、それを目的とするなら、自分にベクトルが向いているのは明らかです。
大切なことは、自分にベクトルを向けつつ、他者を思う気持ちを育ててこそ、自分自身の器が大きくなるということ。
自分を高めることばかり意識すると、こんな現実と向き合うことになります。それは.....
自分より能力の高い人に会うと、憧れの対象になるか、嫉妬の対象になるというジレンマに陥ります。
憧れは聞こえはいいですが、自分を失います。
嫉妬は実にレベルの低い感情です。ただしこの感情を超えて初めて他者へ思いを寄せることを学びます。
自分の能力より低い人に会うと、見下すか、助けてあげる存在になります。
見下してしまっては、そこに絆は育めません。
助けてあげるという発想では、同士にはなり得ません。
いずれにせよ、自分を高めようとして自分にばかりに意識を向けていると、他者とのフラットな関係は築けません。
自分を高める努力をしつつ、自分の意識を他者に向ける。それはつまり、他者のためにやろうと決意すると言うことですが、それができると
他者の力を生かすことが可能になります。
自分の足りないところを他者に依頼することができ、最高のパフォーマンスを得ることができます。
そして、自分の専門性や得意分野で役に立とうとします。
すると必然的に自分の能力は高まるのです。
自分の能力が高まるのは目的ではなく、人のためにやることの結果と言ってもいいかもしれません。
素敵な未来を創るために、志を立て、志を持った人たちとつながることで自分の能力をはるかに超えたことに取り組むことができます。
これは志と志、魂と魂の関係であり
この人間関係を「氣脈」と呼ぶのです。
氣脈が出来れば、志を一つに強い思いで繋がるチームが生まれます。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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