魂ってのは絶対になくならない。その魂をしっかり磨く、それが必ず未来に出て来るんです。

『成幸の法則2021』4.2

Vol.1713

魂ってのは絶対になくならない。その魂をしっかり磨く、それが必ず未来に出て来るんです。

<松田優作>

金属を磨きあげるための砂を、磨砂(みがきずな)と言うそうです。

お米を研ぐのは、米粒同士をこすり合わせ、臭みの原因となる糠（ヌカ）や汚れを落として、おいしくお米を炊き上げるためです。

金属やお米のように、私たち一人一人を磨きあげるためには、切磋琢磨する仲間が必要です。

私たちが生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。

 

それは「魂を磨く」ことです。

 

欲に迷い、惑い、ともすると大切な人生を浪費してしまうのが私たちなのです。

 

放っておけば、際限なく財産や地位、名誉を欲しがり、快楽に溺れかねない存在なのです。

 

生きている限り、不自由なく暮らせるだけのお金は必要です。

我が子の夢を支えたり、そもそも自分自身の夢を手にするためにも、それは必要でしょう。

 

出世や成功を望むことも生きるエネルギーとなるだけに、否定すべきものではありません。

しかし、それらはいくらたくさん溜め込んだとしても、どれ一つとして天国へ持ち越すことはできません。

 

この世のことは、この世限りでいったん清算しなくてはならないのです。

 

しかし、たった一つだけ滅びないものがあるとすれば、それは「魂」だと思います。

そして、その「魂」を磨くための学びこそこそが、真の学びなのです。

自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明し、自分で選択、決断し、人生を歩んでいくことが幸せだと気づくことが学びの成果です。

 

その学びの本質はおそらく、「生まれたときより、少しでもましな人間になる。即ち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくため。」なのだと思います。

私たちは、この時代に、日本に生まれ、今、この時を過ごしています。

しっかりと、「生きる」ことを味わいながら、いくつになっても、学び愛、魂を磨き続ける人でありたいものです。

成幸コンシェルジュ

ひとみ幸お