ウィズコロナの時代には「リアル」で人と会う価値が上がりつつある。
『成幸の法則2021』4.5
Vol.1716
ウィズコロナの時代には「リアル」で人と会う価値が上がりつつある。
<鈴木康弘>
Amazonは、「オフィス中心の文化を基準とする体制に復帰する計画だ」「それによって当社は最も効率的に、ともに発明し、協調し、学ぶことができると考えている」と、社内メモで従業員に伝えたそうです。
Googleも、Facebookもオフィスワークを再開しますし、米国の大手テック企業はリモートワークからオフィスワークに戻っていくようです。
私たちも、多種多様なスキルセットの人たちが、信頼関係に基づいて協調する必要があると、考え直すべきかも知れません。
物理的に一緒に働いて、食事や休憩、立ち話など、非公式を含めたコミュニケーションを行っていくことは、重要な関係性構築の手段です。
リアルに会って、熱を感じながら仕事を進めていくことが、ベストであることは間違いないです。
コロナ禍の中、約1年に及ぶ「実験」の結果としての数字や、チームメンバーの声などを集約し、真剣に議論した末に「これでいこう!」という方針がオフィスワークへの回帰です。
リモートワークにももちろん良さはあります。
しかし、「組織」や「チーム」が価値を生み出す場面は、その「議論」や、そこから生まれるある種の「化学反応」によることが多いのです。
特に新しい何かをゼロから創造し、文化として定着させるには、リアルにその環境を共有する事の効果性は圧倒的です。
これから半年くらいのうちに、ワクチンの接種が進み、「行動様式」についての知見が蓄積するにつれ、先進的な企業や有力な大学・研究機関は、「オフィスや教室中心」で、「効果的範囲でオンラインを活用する」という動きが、大きなトレンドになりそうです。
実際に「会う」という、コロナ禍以前は当たり前であった行動が、実は「幸動」であったことに、改めて気付かされたこの一年余りの期間でした。
化学変化には、「熱」が不可欠なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
0コメント