平和は微笑みから始まる。

『成幸の法則2021』4.9
Vol.1720
平和は微笑みから始まる。
<マザー・テレサ>
「和顔愛語(わがんあいご)」という言葉は聞いたことがありますか?
字面を見るだけで、その意味は想像が出来ますね。
「和顔」には「おだやかな表情」、「愛語」には「心やさしい言葉」という意味があります。
つまり和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接することです。
自身の人生の中で、この言葉を知らずとも、「和顔愛語」の姿勢で過ごした時がきっとあるでしょう。
その時のことを思い出してみてください。
穏やかな空気が周りを支配し、皆が笑顔で、お互いを慮る(おもんばかる)、幸せな時だったはずです。
「和顔愛語」を心掛けることで、心を乱さず、平常心を保つことも容易になります。
「楽しいから笑顔になるのではない。笑顔でいるから楽しくなるのだ。」
この言葉に代表されるように、常に「和顔」を心がけることは、周りを太陽のように温める生き様です。
イライラした時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で、周りの人に接する姿勢が身についたら、それは百人力。
そんな人を、お天道様が見ていない 訳はありません。
この「和顔愛語」には続きがあります。
「先意承問(せんいじょうもん)」という言葉。
相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取って、自分が満たしてあげるということです。
つまり、
「和顔愛語 先意承問」とは、和やかな顔と、思いやりの言葉で人に接することで、相手の気持ちをいたわり、先に相手の気持ちを察しながら、相手のために何が出来るか。
これを考えて、自ら進んで、手を差し伸べていくという意味です。
イライラは周りに伝染します。
ひとりのイライラのせいで、それまで良かった雰囲気が悪くなることもあります。
そんな時こそ「和顔愛語」です。
そして、そんな人にそっと手を差し伸べる...「先意承問」です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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