私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ。

『成幸の法則2021』4.17
Vol.1728
私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ。
<チャップリン>
損になることはやりたくない人が多いようです。
もちろん損することは嬉しいことではありません。
「損して元取れ」「損して得取れ」という言葉がありますが、これらは、元々は「損して徳とれ」だったのです。
損してでもやればいつか得をするという意味ではなく、損してでも一生懸命行えば人々が認めてくれて、よい仕事がまわってくるという意味なのです。 
こんな風にも考えられます。
「自分が良くなりたかったら、自分を良くすることを優先するのではなく、他人が喜ぶことを優先してご覧なさい。」ということ。
行き詰まっている人は、自分のことしか考えられなくなっています。
2024年に新1万円紙幣になる、日本資本主義の父といわれた渋沢栄一が、声高に伝えたこともそのことです。
お金に困っている人たちに共通する特徴は、「常に自分の都合だけを考えている」と。
自分だけよければいいと思っていたら、自分のことくらいは真っ先に良くなりそうですが、それが実は逆なのです。
自分だけよければいいと思っていると、自分すらよくならない。
自分ひとりすら養っていけなくなってしまうのです。
自分を思いやり、相手を思いやる。
これは二つで一つ、セットです。
しかもどちらかと言えば、「損して徳とれ」です。
「与える」という愛のエネルギーが如何に大きなものか。
如何に大きな徳につながるか。
相手のために動くことが「損」をするような気持ちになる、そんな自分との決別です。
気持ちよく「損」をしましょう。
「どうぞお先に。」「是非ともあなたから。」と、相手の喜びを優先することにエネルギーを注いでみてください。
必ず後で自分にも大きなプレゼントが返ってきます。
それが、「宇宙貯金」なのですから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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