私たちは、他者を通してのみ人間として存在する。

『成幸の法則2021』4.29
Vol.1740
私たちは、他者を通してのみ人間として存在する。
<ネルソン・マンデラ>
私たちの人生は、良い時もあればその反対もあります。
振り子のごとく振れているのです。
調子のいい時に油断せず、足固めをしっかりすることが大切なのですが、往々にして浮かれてしまい、先の布石が打てません。
また、良くない時に焦って動いてしまっては底なし沼にハマります。
ヤバいと思って、もがけばもがく程、深く沼に飲み込まれてしまうのです。
やがてパニックになりますが、その時は既に手遅れ。
自力で脱出できなくなってしまっては手遅れなのです。
人生には、一見すると美しく楽しそうに見えるトラップ(罠)が、たくさん仕掛けられています。
そのトラップに気づくことが出来るかどうかは、どんな風に自分自身の「在り方」を整えているかという、日々の幸動で決まります。
大胆且つ慎重に、そして謙虚に、感謝しながら生きることを常に意識し、実践するすること。
手っ取り早い「方法」だけを求めているうちは、真の成幸は成し得ません。
全ては「自分が源」です。
ネットの中でも、私たちのコミュニティの中でも、「直ぐに儲かる」などという囁きが溢れています。
トラップだと気づかずに手を出す人の何と多いことか。
そして、トラップにかかったこともわからず浮かれているうちに、もう自力では脱出できなくなる、そんな方々が何故こうも多いのか。
それは、社会の仕組みの問題や、幼い頃からの教育の問題でもあります。
しかし、一番は私たち自身のメンタリティの問題なのです。
他の人々と無限に繋がる複雑な関係の中で生きる私たちは、信念を育て、共有し、協力、協同、共同しながら様々な力をつけていく、それが人生の醍醐味でもあります。
目の前の「楽」を求めるのではなく、個人としても、仲間との繋がりにおける共同体としても、しっかりと信念を育て、真の「自由」を手にしたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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