自分が歩んできた過去を振り返ってみると、何とたくさんのすばらしい、一生に一度の出会いがあることか。
『成幸の法則2021』6.23
Vol.1793
自分が歩んできた過去を振り返ってみると、何とたくさんのすばらしい、一生に一度の出会いがあることか。
<井上靖>
「縁」を尊ぶ。とても大切なことです。
ですから私たちは「縁」に「ご」をつけ、「ご縁」と表現するのです。
この広い世界の中で、何故この人との
出愛いがあったのか。と、目の前の人とのご縁を、とても大きな意味あるものだと感じてみてください。
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人と人が出愛う確率だそうです。
何と奇跡的なことか。
とても大切な人との出愛いはもちろん、嫌いな人との出愛いさえも、途方もなく奇跡的な確率なのです。
そんな「ご縁」に、意味が無いはずがありません。
大宇宙の大いなる意思は、一人一人の人生に奇跡の「ご縁」をちりばめながら、私たちに成長の機会を与えてくれているのだと思います。
「袖すり合うも他生の縁」ですとか、
「袖振り合うも多生の縁」などと言います。
いずれもこの「ご縁」には因縁があるということ。
縁起物というと、酉の市などで買い求める熊手や、お正月のしめ飾り、門松などが頭に浮かびますが、この「縁起」という言葉は、「因縁生起(いんねんしょうき)」の略です。
因縁生起とは、物事は様々な縁が元(因)になり起きる(生起)のだということ。
私たちが誰かと出愛うのも、様々な因が重なって起きる奇跡的な出来事なのです。
今直面している私たちのそれぞれの現状は、無限に広がる生起の重なり合いによって成り立っているのです。
不可思議としか言いようがありません。
これが「ご縁」というものの本質なのです。
そして、私たちが、一生の中で出愛える人の何と僅かなことか。
さらにその一つ一つの出愛いが、人生のその時点で必要だから与えられた「ご縁」と考えれば、何と不思議な引き合わせであることか。
一つ一つの出愛いは、誰が意図したものなのか皆目検討がつきませんが、一つだけわかっていることがあります。
それは、必然であるということ。
ですから、どのような出愛いにも感謝をしたいと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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