多くのことは、それ自体では不可能事に見える。だが、視点を変えるだけで、可能事になりうる。

『成幸の法則2021』6.24
Vol.1794
多くのことは、それ自体では不可能事に見える。だが、視点を変えるだけで、可能事になりうる。
<ハンニバル>
物事を多角的に見ることは、成幸には欠かせません。
古くより、「木を見て森を見ず」であるとか、「俯瞰的」にものを見ることの勧めなど、視点を変えて見ることの大切さを伝えている人は数多くいます。
そして、私たちも経験の中でその大切さを実感します。
親が子を見る視点も、上司が部下を見る視点も、かけがえのない仲間を見る視点も、そして、今自分が置かれている現状を確認する視点も、ついぞ固定したものになりがちです。
縦、横、斜め、上、下、右、左.....
見る方向を変えて見る。
それは心の角度のことです。
実際の景色は自分の目の位置で様々、趣を変えますが、人との関係や社会との関係は、心の角度を変えて見ないと、現状認識が甘くなることがあります。
常に新鮮な視点を持ちたいと思います。
感謝と感動を元に、心の角度を変えてみるのです。
新たな視点が生まれると、同じ事実に別の真実が見えてきます。
例えば、「相手の立場になる」ということは、明らかに心の角度が変わらなければできないことです。
営業マンなら、お客の立場になれてこそ、優れた成績を残せるのです。
先生なら生徒の立場、師匠なら弟子の立場、先輩なら後輩の立場、といった固定しがちな目線を真逆にすることで、心の角度が変わります。
その意思があればこそ、より豊かな生き方ができるようになるのです。
それを、「パーソナルアナロジー」と言います。
対象そのものになりきるということ。
私たちは、誰かに学ぶ時、常に教えてもらうという意識でいますが、教える側になりきってみる事(どんな準備をしているか、どんな気持ちで教わる側と向き合っているか、など)で、学びの深さが大きく変わるのです。
すると、自分自身に対する視点も変えることが出来ます。
その柔軟な姿勢が成幸への確率を高めます。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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