人間は希望と創造の生き物である。
『成幸の法則2021』7.8
Vol.1808
人間は希望と創造の生き物である。
<トム・クランシー>
「弥栄(いやさか)」とは何でしょうか?
この言葉、聞いたことはありますか?
それは、「全体繁栄」のことです。
万物が、何ひとつ漏れることなく、何ひとつ欠けることなく繁栄することを言います。
「ますます栄える」「一層発展する」あるいは、万歳(ばんざい)に近い意味で使用される言葉で、現代でもお祝いの席などで用いられることがあります。
その昔、古事記の中に記されていますが「弥栄」の思いで人生を歩むことを「神ながらの道」といいました。
それを、今風(いまふう)に言うならば、「愛を持って人々の幸せと、世の中の繁栄、平和を願い生きる道」と言った感じです。
私たちはともすると、目先のことに囚われ、過去を引き摺り、未来の希望に蓋をして生きています。
たくさんの愛に育まれ歩んできた人生です。
これからは、「弥栄えますように」といつも周りの人達たちの幸せを願い、自ら愛を与える幸動をする...そんな生き方をしたいものです。
私たち一人一人は「希望の光」なのです。
無数の「光(素粒子)たち」が四方八方にバラまかれ、飛び散って、宇宙の空間ができました。
最初は、混沌状態の「光たち」でしたが、徐々に「光たち」全体が「秩序」を保ちながら調和していき、共に発展繁栄を始めて、宇宙全体が栄えて拡大成長していったのです。
私たち人間社会も同様です。
放っておけば無秩序で混沌としてしまいますが、「愛」で生まれた秩序は「希望」を育みます。
個人の望みだけを優先する人が増えた時代は、世界中で争い事(戦争)が起きました。
今でも紛争は絶えませんが、一方で「全体繁栄」のために生きる人も増えています。
自分だけの繁栄を望むのではなく、「弥栄」の思いで生きる人が益々増えることを、皆で願いましょう。
それが一人一人の成幸にも繋がる時代なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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