天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず。

『成幸の法則2021』7.20
Vol.1820
天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず。
<老子>
 
今日の名言の意味は、「天の張る網の目は、一見すると粗いようだが、悪人を網の目から逃すことはない。」ということです。
 
天は必ず見ていて、悪事を見逃すことはない、ということ。
 
つまり、「お天道様は見ている」というあれです。
 
そうなのです。
天(宇宙)は全て見ている、知っているのです。
 
だからこそ、人が見ていようが見ていまいが、そこで誠(まこと)のかぎりを尽くすこと、利他の心で幸動することが、運を招くことになるわけです。
 
「誠実さ」とは正にそのことです。
キーワードは、「人知れず」です。
決して、ひけらかすことなく、「人知れず」努力していることを、お天道様が見逃すわけは無いのです。
そして、大事なのは続けること。
それを…
 
「自彊不息(じきょうやまず)」と言います。
 
自彊とは、いくつになっても、自ら勉強し、努力すること。
先日も書きましたが、その素晴らしいお手本が「大谷翔平選手」ですね。
惚れ惚れしますね~。
日本人の誇りですね〜。
あの若さで素晴らしいですね~。
彼は、目に見えないところで、誠を尽くし、勉強と努力を怠らない人に違いありません。
最幸のお手本ですね~。
同じ時代に生きていることだけでも、幸運です。奇跡です。
それからもう一人。
横綱昇進を確実にした、大相撲の照ノ富士関。
度重なる怪我と糖尿病で、思うような相撲が取れず、大関から序二段まで陥落した力士です。
それでも腐ることなく、リハビリに務め、地道な努力(稽古)を人一倍繰り返し、ついには最高位の横綱をその掌中に納めたのですから、これまたお天道様は見ていたということです。
一番一番に向けるその集中力、そのひたむきさに感服です。
その生き様が、どれだけ多くの人の心を動かしたか。最幸です。
さぁ今日も、素晴らしい人達に少しでも近づけるよう、本氣印で顔晴りましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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