肯定的な人は、最低の短所をして、最高の長所とする。
『成幸の法則2021』7.26
Vol.1826
肯定的な人は、最低の短所をして、最高の長所とする。
<ヘレン・ケラー>
人は肯定されたとき、俄然、元氣が出てくるものです。
特に男性は「認められたい」という性分があり、女性は「分かってもらいたい」という性分があるので、その部分をしっかり肯定されたら、もうメロメロです。
「あなたはそのままでいいですよ」と。
元氣が出ると、何かに「挑戦」したくなり、「冒険的」になり、「夢を見る」ことができるようになります。
逆に、否定されたときや、意見を押し付けられたときには、まったく元氣がなくなるものです。
私が現在住んでいるのは大分県ですが、同じ県内の日田市に、江戸時代後期、「咸宜園(かんぎえん)」という日本最大の私塾があり、最盛期の門弟は4600人を超えていたとの事。
広瀬淡窓(たんそう)という儒学者が、「三奪法(さんだつほう)」という教育方針を掲げて創設したそうです。
三奪法とは、入門するとき「年齢」「学歴」「身分」の3つを奪い、塾内では、みな同列であるとする考え方です。
「咸宜」とは「咸(ことごと)く宜(よろ)し」という意味で、年齢も学歴も身分も関係なく、「ことごとくよろし(全て良し)」と広く門戸を開いたのです。
「ことごとくよろし」という絶対的肯定は人を限りなくポジティブにしたことでしょう。
何でも自分に都合よく受け取って、自分に都合よく生きること。
宇宙から見れば事実は一つ。全ては自分の解釈の問題です。
それが、肯定的な生き方。
前向き・肯定的・感謝の心で元氣に生きましょう。
自分の言葉(口ぐせ)にも耳を傾けてみてください。
言葉も、前向き・肯定的・感謝の心で発することが出来れば、運も向いてきます。
そうやって自分と向き合い、自分自身の「クセ」を見抜くのです。
考え方、言葉、そして表情に至るまで、少しずつ幸せを呼び込むものにし立て直すのです。
それが人生の学びであり、その学びから成幸への大切な在り方を身につけていくことになります。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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