求められているのは、『競争』よりも『変化』である。同じ土俵で競うのではなく、次々に変化し土俵を変えていくことが評価されるのである。
『成幸の法則2021』7.28
Vol.1828
求められているのは、『競争』よりも『変化』である。同じ土俵で競うのではなく、次々に変化し土俵を変えていくことが評価されるのである。
<鈴木敏文>
これまでは、同じ組織や会社に長く所属することが当たり前でした。
その時代は、同じ成長軸で大勢を評価できましたが、これからは違います。
「成長」と同様に、若しくはそれ以上に「変化」が求められる時代だからです。
私たちが生きる世界は「人生100年時代」です。
寿命が飛躍的に伸びることで、必然的に働く時間が伸びています。
定年は70歳まで。
2021年から段階的に引き上げられることが決まっています。
仕事を始めて、定年の歳までずっと同じ仕事を続けられる人は、一体どのくらいいるのでしょうか。
20代のときに学んだ知識やスキルだけで、そのまま70歳まで必要とされる人材でいられる保証はありません。
日本の労働人口の約半分が人工知能やロボット技術で代替可能な時代なのです。
つまり自ら積極的に新しいことにチャレンジし、常に経験と知識をアップデートしていくことが求められるわけです。
「変化」が必要です。
経験の長い人ほど、新しいことにチャレンジする抵抗は大きいでしょう。
恥はかきたくありませんし、失敗もしたくないからです。
しかし、自分の経験や知識に固執せず、変化を受け入れる意識さえあれば、あらゆることがチャンスに変わる時代です。
「ひとつの事もまだまともにできないのに、他に手を出すなど中途半端になるだけだ」確かにおっしゃる通りです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」そんなお叱りの声も聞こえてきそうです。
しかし、複数の領域に強みを持つジェネラリストは、 「その組み合わせにおけるスペシャリスト」なのです。
そして、「二兎を追うから二兎を得る」時代なのです。
組み合わせられる領域の数が多ければ多いほど、その人の特異性は高くなり市場価値も上がります。
この領域の組み合わせこそが、非連続的で別軸にある「変化」です。
「人生100年時代」になった今、誰もが何かに挑戦する必要がある時代になったのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
0コメント