ある程度長く生きていれば、人生で起こることの大半は自分のコントロール外にあるということがわかってくる。しかし、どう向き合うかは自分のコントロール内なのよ。

『成幸の法則2021』7.30
Vol.1830
ある程度長く生きていれば、人生で起こることの大半は自分のコントロール外にあるということがわかってくる。しかし、どう向き合うかは自分のコントロール内なのよ。
<ヒラリー・クリントン>
人生には、悲しみや苦しみがつきものです。
この事実をもって、人間の本性は悲しみであるという人もいる程です。
そんな悲しみに囚われた時、そこからどのようにして逃れればいいのでしょうか。
前向きに生きる上で大切な思考は、ポジティブ思考であり、それは、陽転思考とも言われます。
自分よりも辛い状況にある人を思い浮かべ、現在の悲しみや辛さから逃れる発想も陽転思考のひとつです。
例えば、このコロナ禍で仕事を奪われ将来が不安な人が、インドやアフリカで大勢の命が奪われている現状と比較して「命まで奪われているわけではないから、前向きに生きよう」と、思考を陽転させることです。
試験まで「あと一ヶ月しかない」と考えるか、「あと一ヶ月もあれば、まだまだやれることは沢山ある」と考えるかは、相当な差として現れます。
思考の癖を変えることは、成幸の条件なのです。
悲しみから逃れるもうひとつの方法は、「ありがとうございます」や「念仏」を一心不乱に唱えるという方法です。
信心している宗教などがある人は、概ねこの方法を取ることでしょう。
上級レベルですがもうひとつ。
それは、ただ「悲しみや苦しみと一緒にいる」という方法です。
ただただ、その感情と「一緒にいる」というものです。
実はその感情と「一緒にいる」ことで真の辛さ消すことができるのです。
これは、逃れるのではなく、「共にいる」ということが焦点です。
「一緒にいる」「共にいる」というのは、宇宙と一体になることにつながります。
無限のエネルギーと一体になることで、個人の感情のブレが修正されるのです。
大きな流れ(エネルギー)に、力を抜いて身を任せ、自分の中に「無」を創り出すのです。
上級編ではありますが、いずれは到達したい次元です。
それは、「感情」という、自分自身のエネルギーセンサーを、ありのままに戻す作業でもあるからです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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