月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。

『成幸の法則2021』8.9
Vol.1840
月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。
<松尾芭蕉>
時間の流れに関して、多くの人は過去から未来へ流れている感覚です。
確かに、過去の積み重ねで今があると考えれば、それはその通りと思えるのではないでしょうか。
だから、「未来は今を大切に生きることで拓かれる。」そう言われれば、納得しそうになりませんか?
「これなら成幸できるかもしれない」という方法を見つけても、本当に決めていなければ、時間はまさに、「過去から未来へ」と進みます。
そして、願う未来を手にするために、今を頑張ることしか頭に浮かびません。
実は、「本当に決めている」時は、「頑張る」という感覚すらありません。
 
ただ、実現に必要なことを、必要な量(必要な最大量)だけ、淡々と行うのです。
しかも、笑顔で。
頑張らずに、顔晴るのです。
 
それが、本当に「決めている」ということです。
「成幸するぞ!」「必ずやり切る!」と決めた時から、時間の流れは、はっきりと未来から流れ始めます。
 
それは、「決めて成幸している未来と繋がることで、その未来から時間が流れてくる」ということです。
真に成幸と繋がっている時、時間は未来の成幸から流れて来るのです。
 
感覚としては、「成幸に引っ張られて」いるような感じです。
成幸者は、異口同音に時間は未来から流れてくると信じ、その感覚で生きています。
多くの人は、成幸者の話を聞けば「なるほど」と思うことでしょうが、真に未来と繋がってないため、どうしても過去に縛られます。
その状態では、過去からの流れに乗った感じの時間感覚から逃れられません。
時を超えるとは、未来と繋がることです。
そのためには、本氣で「決断すること」以外にありません。
 
本氣の決断をすることで、その未来と繋がり、そこからの時間の流れを体験します。
先ずは、自分の未来を「大きく描く」「ハッキリ描く」「豊かに描く」ことからスタートです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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