鳥たちには一片の邪氣も憂いもない。ただ氣のおもむくまま大空に飛び上がり、臆することなく好きなように鳴いている。
『成幸の法則2021』8.10
Vol.1841
鳥たちには一片の邪氣も憂いもない。ただ氣のおもむくまま大空に飛び上がり、臆することなく好きなように鳴いている。
<綾瀬凛太郎>
顔に「邪氣」が溜まると、聞いたことはありますか?
多くの人に見られている自分の顔。
自分自身が一番見る回数が少ない、自分の顔。
自分が意識しないでいると、実は「邪氣」を集めてしまっているのかもしれません。
顔色が悪い。
表情に覇気がない。
目が虚ろ...
「邪氣」は悪氣(あっき)とも言います。
それは、人間に流れている「氣」の中の「悪い氣」のことであり、「邪氣」が多く流れている場合は、体には様々な症状が出るといわれています。
もちろん幸運も逃してしまうでしょう。
「氣」といえば、スピリチュアルな話題と思われるかもしれませんが、人間には誰しも「氣」が流れているというのはすでに周知の事実です。
例えば、東洋医学では、体調を改善するためには薬を飲ませることより、体全体の「氣」を整えることを最優先に治療しているほどです。
「邪氣」の反対は「良い氣」ですが、それは人を豊かにし、健康に導いてくれる氣のことで、元氣、精氣、活氣と呼ばれるものです。
「氣」は水と似ています。
流れがなければ滞って腐るので「邪氣=悪氣」になってしまいます。
また、無色透明な水に泥水が流れ込めばたちまち濁ってしまうように、マイナスなものに触れればたちまち氣も濁り、「邪氣」に変わってしまうのです。
「邪氣」は溜まれば溜まるほど、「氣」の循環を悪くし、さらなる「邪氣」を生んで、「氣」の流れをせき止めます。
「氣」の流れがせき止められてしまえば、幸運やチャンスを運んでくる「良い氣」が入ってこなくなるため、当然のことながら運が悪くなってしまいます。
それだけではなく、「邪氣」は病氣や不幸を呼び寄せるので、決して溜めないこと。そもそも、「邪氣」を呼び寄せない生き方が大切です。
そのためには、自分自身の「氣」を強く澄んだものに整えること。
特に、言葉遣い、表情に注意を払いたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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