三現主義──現場、現物、現実。 現場で現物に触れ現実を見極める。
『成幸の法則2021』9.28
Vol.1888
三現主義──現場、現物、現実。
現場で現物に触れ現実を見極める。
<本田宗一郎>
成長のためには、現場主義がとても大切です。
現場での体験が一番成長できるという意味です。
良し悪しではなく、「型」を習得するには段階があります。
例えば、何かのお店を経営したいと思った人がいたとしましょう。
趣味の段階の人
店を出せる段階の人
店を出して本氣で稼ぐと覚悟が決まっている段階の人
その人の成長は、段階に応じた働きかけで決まります。
同じ話をした時に、それぞれの段階で受け取り方が違うからです。
趣味の段階の人に、稼ぐ覚悟の話をしても全く刺さりません。
逆に、覚悟の段階の人にビジネス準備編の話をしても全く刺さらないのです。
これは、当たり前と言えば当たり前なのですが、ほとんどの人はそこに氣を配らずに、どの段階の人にも同じように接してしまいます。
だから、それぞれの段階の人には、それぞれの段階の話ができるように、自分を鍛える必要があります。
まずは、自分がしっかりそのような「型」を身につけることが先決です。
そのためには、まずやってみて修正する。
これぞ現場主義です。
魂の成長のためには、「まずやってみて修正する」というスタイルの定着が必須です。
失敗という名の上手く行かなかった体験が、工夫という名の小さなチャレンジの源になります。
覚えてから何かをする。
理解してから何かをする。
そんな癖は実は大きな成幸の妨げなのです。
「じゃあ、何も分からないまま動いちゃえばいいの??」そんな声が聞こえてきそうです。
では、もう少し丁寧に書きましょう。
「完璧に」覚えてから何かをする。
「完璧に」理解してから何かをする。
完璧は幻にすぎません。
ですから、完璧を待っていては、何も実行出来ぬまま人生が終焉を迎えてしまいます。
「出来るか、出来ないか」ではなく、「やるか、やらないか」。
やらなければ何も変わりませんから、結局「やるか、やるか」。
それが、現場主義の未来志向な生き方なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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