時に及んでまさに努力すベし。 青年の志を空しうするなかれ。
『成幸の法則2021』10.7
Vol.1897
時に及んでまさに努力すベし。
青年の志を空しうするなかれ。
<吉田松陰>
「好機に巡りあった時には、しっかり努力しなさい。好機を逃して、青年時代から抱いてきた志を無駄なものとしてはいけない。」
今日の名言はこんな意味でしょうか。
吉田松陰は、現代流に言えば、多くの人のメンターです。
彼の存在が多くの人の人生を変えました。
時代の変革期には、未来を見定め、現状を打破するためのエネルギーが必要です。
そのエネルギーを集め、日本の変革のために、自分の死後まで影響を及ぼした傑出の漢、吉田松陰。
人生には、「ココぞ!」という勝負の機会が何度かあります。
しかし、大概の人は怖気づいたり、その勝負時さえ分からずに見逃してしまいます。
二度と無い人生、「伸るか反るか」で勝負しない手はないと思い生きていく人と、その真逆の人では、人生の醍醐味は全く違います。
どんな生き方をするのも自分次第、自由なのです。
折しも、明治維新の時と同じく、いや、それ以上の変革期に、時を同じくして生きている私たち。
不思議なご縁で、この「成幸の法則」でも繋がっている私たち。
その私たちは、是非、醍醐味のある人生を生きましょう。
もし、未来が決まっているのなら、私たちが進む人生の軌道が決まっているということ。
そこに「選択」というものは必要ありません。
人生にはさまざまなオプションがあるのです。
どれを選択すれば、自分が目指すところに辿り着けるのか、分からないから楽しいのです。
分からないからこそ、「選択」や「決断」に意味があるのです。
決めて、動く。
そして、努力の継続をする。
大事なことは最善を尽くすこと。
そして、最終的な結果については、あまり氣にしないこと。
結果は、自分で完全にコントロールすることができません、
だから、自分が選択した道で最善を尽くすことを自分に課す。
それが、成幸の秘訣なのです。
「時に及んでまさに努力すベし」です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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