人間は事実を見なければならない。 事実が人間を見ているからだ。

『成幸の法則2021』11.25
Vol.1946
人間は事実を見なければならない。
事実が人間を見ているからだ。
<ウィンストン・チャーチル>
真実というのは人の数だけあります。
その人の価値観や立ち位置などによって、見方が変わるからです。
しかし、宇宙から見れば、そこには一つの事実があるだけです。
善し悪しは、私たちが決めているだけ。
事実は一つです。
人は自分の思うように見て、思うように感じ取り、それを真実と決め込みます。
ですから、もう一度伝えますが、「事実は一つ。真実は人の数だけ。」なのです。
人間関係の調整が難しいのは、これが原因です。
例えばある二人の意見が食い違っているとき、そのそれぞれに真実があるということ。(どちらかが明らかに嘘をついているのなら話は違いますが...)
ですから、折衷案などということを考える必要があるのです。
物の本質、事の本質を、見極めることは、実は容易なようでそうではないのです。
相手が詐欺師でも、自分に優しくしてくれると信じてしまう。そんなことは
いくらでも起こり得ます。
本質をしっかり見る目を養いましょう。
起こっている事実と、自分にとっての真実が一致するような、そんな自分に鍛えあげましょう。
例えば、「厳しさ」に関して考えてみましょう。
AさんがBさんに、「やる氣が無いなら辞めなさい」と厳しく伝えたとします。それをCさんがそばで一部始終を見ていました。
Bさんは、「Aさんは、何故いつも私にばかり厳しいのか」と辛さでいっぱいになったとします。
Cさんは、Aさんの大きな愛が溢れていたと捉えました。
そこにある事実は、AさんがBさんに「やる氣が無いなら辞めなさい」と伝え、そばでCさんが一部始終を見ていたということが全てです。
結局それぞれの人の胸の内に、真実という名の「思い」が生まれてくるのです。
その、「思い」を重ね合わせることが出来たら最幸です。
お互いの「思い」が愛を接着剤として重なり愛う...そんなチームを創ることをイメージして、今日も本氣で仲間と向き愛いましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000