よう寝ると猛然と自信が湧く。

『成幸の法則2017』7.4 
Vol.399
疲れると思案がどうしても滅入る。
よう寝ると猛然と自信が湧く。
<坂本龍馬>
人生の三分の一を占める睡眠。
この睡眠の質は人生の質と言っても過言ではない。
若いうちは夜を徹して遊んだり、議論したり、仕事をしてもやり抜けるくらいの体力があった。
しかし、実はその頃から睡眠の質を意識した方がいい。
睡眠には、記憶を整理するという重要な働きがあり、具体的には、記憶の整理と不要な細胞を消去する作業だ。
パソコンのハードディスク内のいらないデータを消去して、空き容量を作るデフラグと似ている。
昼間に体験したことを、脳内でリプレイして、必要な神経との経路をつなぎ、不必要な神経を消去する。
こうすることで、脳内のエネルギー効率が向上し、空き容量も増えて新しい細胞が生まれやすくなるということ。
若いときほど、初めて体験することが多いもの。
初体験が多いということは、同時に睡眠中の記憶の整理作業も多くなるので、それだけたくさんの時間を必要とするわけだ。
しかし、年齢を重ねて経験を積んでくると、いくらか要領が良くなってきて、新しいことを体験したとしても、過去の経験の組み合わせで対応でき、脳にとってはそれほど新しい体験にはならない。
このように、睡眠中の情報整理量が減っていくことが、睡眠時間が短くなっていくことの理由の1つと考えられている。
小理屈はどうあれ、よく眠れた朝はやる気に溢れ、活力が漲っている体験は誰しも持っていること。
早寝早起きの実践といきたいものだ。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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