道は近しといえども行かざれば至らず。 事は小なりといえども為さざれば成らず。

『成幸の法則2017』8.27
Vol.453
道は近しといえども行かざれば至らず。
事は小なりといえども為さざれば成らず。
<荀子>
凡人は目の前の小さな積み重ねを無視して大きな目標を立てすぎるのかも知れません。
少しずつの歩みが大切なことは頭の中では皆百も承知なのに、大言壮語を口にしてばかり、なんて人が案外います。
大きな夢を描くのは良しとして、そこに向かう道筋を綿密に描くには、やはり日々の努力の積み重ねは重要でしょう。
その努力を楽しむことも才能なのでしょうか。
私たちの細胞は、一年もするとすべて入れ替わっているわけですが、日々の食事の善し悪しだけではなく、日々の行いの善し悪しにも、細胞の活性度は左右されてしまいます。
細胞を最大限賦活化するためには、積極的な生き方、明るく前向きな生活が大切です。
再々記してきましたが、人生を好転させる秘訣は、足を一歩前に出すこと。
そして、失敗を恐れることなく一歩ずつ進み続けることなのです。
偉大な先達たちは皆その一歩の大切さを知り、そのたった一歩の小さな進歩が世の中をも変えることを悟っていたのでしょう。
今私たちは様々な分野で、数え切れないほど多くの人のその一歩の恩恵に与っています。
その事に感謝すると同時に、私たちに出来ることを考えてみませんか。
一人の力は小さくとも、大勢の一歩が集まればきっと何かが変わります。
億劫がらずに小さな努力を積み重ねましょう。
そして、一人ひとりのその一歩を重ね合わせていきましょう。
自分の幸せがきっと多くの人の幸せに繋がっていることに、自信と誇りを感じるようになるその日まで。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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