解決できない問題などありません。

『成幸の法則2018』5.11
Vol.694
解決できない問題などありません。平和を実現する仕事は、楽観主義でなければ務まりません。人の命を救う医者と同じです。ものごとを肯定的にとらえるからこそ、うまくいくのです。
<ブトロス・ガリ>
楽天主義と楽観主義は同じよう捉えられがちですが、心理学の大家アドラーによれば、楽天主義と楽観主義の一番の違いは、出発点にあります。
楽観主義は現実を直視し、できるだけ正確に分析し理解することからスタートしています。
そのうえで、「何とかなるかはわからないけれど、とにかくできることをやってみよう」という姿勢です。
「人事を尽くして天命を待つ」がぴったりくるような姿勢ですね。
 
それに対して楽天主義は、現実を重要視しません。
何が起こっても大丈夫。
何が起こっても、悪いことは起こらない。
失敗するはずがない。
心が平和なら、現実の不幸は私には関係ない。
という感覚です。
世界に対してある意味無関心なのです。
 
もちろん、アドラーは人生に向ける姿勢は楽観主義であるべきだとしました。
自分の課題を解決できるとみなす。
必ず希望に向かう一本の道があると信じる。
アドラーは、その性格性に「勇気、率直さ、信頼、勤勉」などをあげています。
顔晴って準備をしたのだからきっとうまく行く。
この努力の向こうに希望の未来が開ける。
こんな姿勢で生きていけば、きっとイメージする未来が手に入るに違いありません。
悲観的に物事を捉えることは決してしないようにしたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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